【書道家・靑蘭のlyricパンチライン書道 VOL.3】
『MOL53-KAKATO』
ライター:靑蘭(https://twitter.com/seiran_jp89)
◼︎MOL53とは?
年齢:26歳
レペゼン:宮崎県日南
レーベル:戦極CAICA、OLD DRIP JUICE
UMB2012本戦(福岡予選優勝)vs R指定、準優勝。
UMB2013本戦(宮崎予選優勝)vsDOTAMA、ベスト4。
UMB2015本戦(宮崎予選優勝)※一身上の都合により欠場。
UMB2016(宮崎予選)優勝。
と、2014を除いては同レーベル宮崎産Killer machine【GADORO】を差し置いて予選代表の座を総なめにする。
3/27(Mon)avex主催@Zepp TOKYO【UMB2017 THE CHOICE IS YOUR】で王者の座を勝ち取り、ますます話題のMOL53(モエルゴミ)からこのlyric書道をお届けする。
MCバトルでは中指を立てながら、圧倒的なバイブスと相手を殺すような鋭い目つきでバッチバチのバトルを繰り広げるMOL53。
今回私が書かせて頂いた楽曲【KAKATO】。
MCバトルとは違い、柔らかい表情で生き様を語る。
この楽曲が収録されているアルバムは2014年リリース。
あえて正規の1stアルバムには収録さなかった9曲入りの“完全ストリート流通“のアルバムとなる。
この楽曲を書こうと思った際、耳コピしながらあまりの心に刺さるパンチラインの多さに心が躍った。
『生活順調な右肩下がり
解けた靴紐をきつく縛り
しばしの沈黙頑固な決意
大事なもん失くしてしまう前に
見慣れた景色と耳障り
生き急がずまず足元確認』
『近道の無い白紙、ペンの先
道標の文字太く遠慮なし
死ぬまでには残す生きた証
踏まれど枯れない道端の一輪』
正直全部書きたかった(笑)
迷いに迷った結果、完成したlyric書道。
この7行のパンチラインにMOL53という人間、世界観が語られている気がして、これに決めた。
プライベートな事、バトルの事から【炎上請負人】
などと言われているようだが、本当にそんな事はどうでもいい。
ただただこの楽曲を聴いてほしい一心で筆をとった。
むしろ、そんなバックグラウンドがあるからこそ生まれた“綺麗事なしの等身大“のリリックだと筆者は感じた。
(引用:https://youtu.be/UByKn0vVp7U–戦極MCBATTLE-)
“肉声枯れるまで今を叫べ!!“