レゲエとヒップホップの特徴と違い
ライター:MC派遣社員(@prpmqjjpmzrm)
みなさんこんにちは。
MC派遣社員です。
僕は最近、お友達のReggae Deejayのshima君のマネージャーやってます。
PV一緒に作ったり出場するMCバトル、の選別したりですね。
え?Reggae Deejayって何かって?(まあ、リアルにこの手の質問をよくされます。)
では、今回はhip-hopとRegggeの違いについて見ていきましょう~。
ざっくりね!詳しいことはあえて書かないですよ!
◼︎発祥の違い
1960年代後半にジャマイカで発祥したジャマイカのポプュラー音楽がレゲエです。
1970年代にアメリカでの一部のコミニティで行われていた音楽に
1974年にアフリカ・バンバータという人物によって名前がつけられたのがヒップホップです。
◼︎音楽性の違い
トラックにラップを載せるのがヒップホップ。
ラップには「喋る、語る」などの意味を含み、その名の通り、
メロディをあまりつけずトラックに韻を踏んだりしながら歌詞を載せます。
また、トラックは打ち込みやサンプリングなどで作成されることが多いです。
レゲエはヒップホップより韻を踏む量は少なめ、メロディもPOPとは違う付け方だが付ける。
みたいなところですかね。
2.3曲聞いてもらえばこのあたりはわかると思います。
トラックもなかなか特徴ありますが言葉で書いても難しいとこなんでこれも聞いた方が速いです。
◼︎用語の違い
これも間違いやすいのでざっくりチェックしていきましょ!
ヒップホップ用語→レゲエ用語
MC→Deejay
DJ→セレクター
ビート→リディム
フリースタイル→ラバダブ
MCバトル→Deejayクラッシュ
まあ、細かいの出したらいくらでもありますけどこんなところですかね。
日本語ラップ.comということでみなさん、ヒップホップはなんとなくわかると思うのでレゲエの特徴を紹介しますね。
◼︎レゲエの特徴
レゲエもヒップホップでいうところのDJタイムみたいなのがイベントの途中にもちろんあるんですけど、MCがついてるんですよ、セレクターの横に。
あ、このMCっていうのは「しゃべる人」ですよ!
ラップする人じゃないです。(ややこしくてすみません。)
で、この人が曲名言ったり、歌ったり、面白い煽りしたりして盛り上げるんですよ。
続いてDeejayクラッシュ。(平たく言うとバトルのこと)
これはヒップホップのバトルではタブーとされがちな「ネタ仕込み」が前提とされています。
バンバン盛り上げればなんでもいいよね!って感じで、その中に即興混ぜる人ももちろんいます。
サウンドクラッシュというのもあります。
これはお互いに曲をかけ合ってバトルするというものです。
指定した曲の歌詞を変えてクラッシュ用に歌ってもらったものを使ったりします。
このジャンルでは、世界タイトルを7度も獲っているトップチームがいます。
昨年活動25周年を迎えたMighty Crownです。
今や、ジャマイカの人たちは「俺たちはMighty Crownを聞いて育った」と言うらしいからすごすぎる…。
バトルとかももちろんありますけどレゲエといえば「ピース」な音楽です。
こないだshimaが出場した「マイクロフォンセンター」というラバダブの大会では、「あんまりディスはダメだよ!」というルールでした。
ヒップホップ好きな人って「このリリックにやられた!!!」というのが多いと思うんですけど、
レゲエはどちらかといえば「この音にやられた!!この音好き!!」なんて思うことが多いのも事実。
踊れるリディムばかりです。
ルーツジャマイカでは夜になるとあちらこちらでサウンドシステム(でかいスピーカー)を使ってレゲエを流し踊ってるようです。
あえて誤解を恐れずに、また、極端に言うならば
ヒップホップは文学、レゲエは音楽
(の要素が大きい)という感じですかね。イメージですけどね。
ちょっと昔まではレゲエとヒップホップは同じイベントでやることが多かったらしいですし、
今でもフューチャリングでレゲエ、ヒップホップが交流する曲はたくさんあるので、
レゲエも知ってもっと音楽ライフを楽しみましょう!
[…] 以前、レゲエとヒップホップの違いをお話しした記事内で […]