公式YouTubeはこちら!

学校でのラップブーム。今の中学生・高校生に何が起きているのか?

 学校でのラップブーム。今の中学生・高校生に何が起きているのか?

 

 

ライター:MC派遣社員(@prpmqjjpmzrm)

 

第三次ラップブームと言われている今。

 

スカパーBAZOOKA!!!の高校生RAP選手権やテレビ朝日のフリースタイルダンジョンなど、

お茶の間の中高生も簡単にMCバトルを楽しめるようになった。

 

さらにyoutubeなどのSNSには各大会のベストバウト動画が上がり、

ブームに敏感な10代は欠かさずチェックし楽しんでいるだろう。

 

実際の中学や高校ではどんな風にラップが流行っているのか?

 

本当にラップブームは一大ムーブメントとなっているのか?

今回は現高校1年生であり、自身もバトルの大会への出場経験がある僕の弟にインタビューをしました。

 

 

 

 

派(MC派遣社員):おおよそラップブームだなぁ、と学校の動きとして感じ始めたのはいつごろ?

 

弟(MC派遣社員の弟):中3の終わり頃くらいかな?

 

 

派:それはどんなところで感じたの?

 

弟:クラスの4分の1がフリースタイルダンジョンを見ていたよ。

 

 

派:4分の1!?40人くらいいるよね!?

 

弟:そうそう





派:ダンジョンからみんな見始めた感じなの?

 

弟:だいたいはそうだね!1人めちゃめちゃ詳しいやつはいたけど

 

 

派:高校に入ってからはどう

 

弟:野球部の同じ代では4分の1が見てるね。

 

 

派:野球部以外の学年では?

 

弟:テレビで見たラップを真似してる人があちこちにいるよ笑

 

 

派:あー、チェケラッチョ的なね。俺はディスの極みメガネだ、的なね。

(フリースタイルダンジョンより Copyright© tv asahi All rights reserved.)

弟:  ・・・。うん、まあ、ちょっと何言ってんのかわかんないけど、「裂固スタートからスパッと切る殺しのエキスパート」とか言ってる人が結構いる。

 

 

派:(そういう感じかよ…)あ、選手権から見始めた人とダンジョンから見始めた人って違いとかあるの?

 

弟:うーん、あ!選手権か見始めた人はわざわざyoutubeとかで検索して見てるわけだからちょっと詳しいね。ダンジョンはテレビで簡単に見れるから。

 

 

派:ほー。実際にMCバトルを学校でしてる人はいないの?

 

弟:あー!いるよ!てか、まあ、自分自身がそれなんだけど…。

 

 

派:なにそれどんな流れで始まんの?

 

弟:いきなり、俺がラップ好きって知ってるやつらが「お前ラップやれよ」って言ってくんのね

 

 

派:(おきまりのね)

 

弟:で、そこにビートボックスできる人いてやることもあるし

 

 

派:めちゃめちゃストリートやん笑!8mileかよ

弟:あとは、先輩に「今日ラップやろうぜ」って言われて先輩の教室の前でやったりするよ

 

 

派:え、それはみんな見てるんでしょ?

 

弟:あー、見てる人は40人くらいいるんじゃないかな?

参考:実際に中学校で行なわれている即席のラップバトルの様子

 

派:すげえ。そん中でバトルやんのね。じゃあUMBの地方予選みたいになってんじゃん笑 ちなみに強い方なの?君は。

 

弟:あー、まあまあまあ笑 自分で言うのもなんですが僕に勝てる人は…まあまあ、ね?笑

 

 

派:なるほどね笑 観客はちゃんとわいてくれるの?

 

弟:最初にやろうぜ、って言われてやってると、なんだラップやってるぞ!って集まってきたやつらを中心にちゃんと韻踏んだりすると盛り上がるよ。

 

 

派:選手権のオーディション受けたりする人いるの?

 

弟:それはいないんだけど、ACEさんのラップスクール行ってる人いるよ




派:音源までちゃんと聞いてる人は?

 

弟:仲の良い3人で、原宿のスニーカー屋さん行った時にかかってたUSの曲について盛り上がったりしたから意外といるよ

 

 

派:あと、ダンジョンブームが3on3になって落ちてるって聞いたけど実際どうなの?

 

弟:いや、全然それは感じないかな。好きな人はずっと好きで見てるよ。

 

 

 

派:なるほどね。ま、こんなとこかな。じゃ、夕飯食べましょか。

 

以上!

 

ZEEBRAが若い時アメリカに留学した際に、

学校でラップをしている人間が居てその印象が強烈だと語っていたが、

実際今日本の中学や高校で即席のラップバトルが行われています。

 

特に中高生の彼らは、

今後大人になって文化を作っていく年齢層です、

今後ともラップブームを衰えさせないで、一つの文化としてくれることを期待します。