第11回高校生ラップ選手権優勝者「9for(ナインフォー)」というラッパーの年齢や性格について
第11回ラップ選手権@仙台。
優勝を勝ち得たのは、ACEの弟でスキルも確かなLuizではなく、イケメンでラップも巧すぎるCore-Boyでもなかった。
城南ハスラーの延長ビートに勝利の韻を乗せたラッパーは、出場資格最後の年に出場のチャンスをもぎ取った9forであった。
今回はそんな9forの紹介をしたいと思う。
◼︎9for(ナインフォー)とは?
神奈川県横浜市出身
1998年生まれ
高校生ラップ選手権の影響を受けてラップを始めて、2年間の下積み期間を過ごし。
最後の三年目の年で初出場、初優勝を果たした。
◼︎ラップのスキルについて
ラップ選手権オーディションの審査員であるKEN THE 390の
「韻やフローだけでなくトンチの聞いたアンサーがすごい」
というお墨付き通り、相手の韻に対して非常にテクニカルなアンサーを返すことで有名。
有名な例としては、
「蟻のように踏みつぶしてやる」と相手に言われた9forが、「蟻がたかるような甘いスキル」と返した。
などがある。
また、有名ラッパーの掌幻と対戦した際は
掌幻さん→少年だ と韻を繋ぎ
(ここまでであれば普通のラッパーだが)
その後。
→「さながら少年ジャンプ」
→「ライムの弾倉にマガジン」
→「ぶっ放しチャンピオン」
といった非常にクリティカルな攻めに転じた。
また機転のきいたアンサーだけでなく、多彩なフローとレベルアップした押韻を身につけ
あらゆる大会で優勝を手に入れている急上昇のラッパーである。
◼︎9forの性格は?
9forはどのような性格をしているのだろうか。
彼と親交の深い、MC派遣社員(有名バトル実況者・ライター)は
神奈川の新世代ラッパーを紹介する記事で、彼を以下のように語っている
戦極MCバトルのベストバウトに何度も登場しその名を轟かせた。私が初めて9forを見たのは、ACE主催の「Voltage」というバトルイベントである。
その頃は全くの無名であったが、クセのあるハスキーな声で落ち着いた語り口調の中にしっかりと韻を落とし他を圧倒していた。
第9回高校生RAP選手権で彼がオーディション落ちを公表すると、
「なんで!?」「おかしい」「意味がわからない」との声Twitter上で多数寄せられた。第11回が出場の最後のチャンスになるので期待したい。
それと彼は物凄く礼儀正しいです!
どうやらものすごい礼儀正しい性格であるようだ。
またバトルの際も相手を思いやる仕草を見せている(カウント間違いをフォローするような動作をしていた)
また、スティッチに似ていることを自虐するようなツイートもしており、ものすごい優しい人柄であることをうかがわせる。
https://twitter.com/naoking1064/status/849523995707936768
第11回大会で一層知名度を上げた9forを今後も応援して行きたい。
画像引用:© BSスカパー!BAZOOKA!!! 第11回高校生RAP選手権in 仙台